今回は新型ステップワゴンは失敗なのか?について深掘りしていこうと思います。
5ナンバーの廃止、わくわくゲートの廃止など、大きな変化を遂げた新型ステップワゴン。
新型ステップワゴンは失敗!?売れ行き・販売台数をチェック
まずは売れ行きを見ていきましょう!ライバル車と比較すると↓
2023年4月の販売台数
- ノア 7,020台
- セレナ 6507台
- ヴォクシー 6,495台
- ステップワゴン 2,346台
認めたくないけど(笑)新型ステップワゴンの売れ行きは・・ライバル車に負けています。

ステップワゴン好きなんだけどな。。
新型ステップワゴンが失敗と言われる理由


ライバル車と比較でわかった、販売台数の低迷。新型ステップワゴンが失敗と言われる理由を考えてみました。
5ナンバーの廃止と3ナンバー化で生まれた誤解
5ナンバーか3ナンバーかは、車のボディサイズ・排気量の違いで決まります。
新型ステップワゴンは大きくなったって事です。ライバル車より車体サイズが若干大きくなって、室内の広さも快適になりました。実はメリットもあるって事ですね。
しかし、3ナンバー化で生まれた誤解があります。
車体サイズが大きくなったから取り回しがしづらい
メリットばかりじゃなくデメリットもあって、
- 車体サイズが大きくなったから取り回しがしづらい
こんなイメージが付いてしまいました。実際に運転すれば、そこまでの差は無いので気にならないのですが。。
3ナンバーになったから税金や維持費が高いんじゃないの!?
よくある誤解がコレ↓
- 自動車税や自動車重量税、保険料など、3ナンバーになったから高いよね!?
いえ誤解です!3ナンバーだから自動車税や自動車重量税が高くなることはありません。
自動車税とは「自動車の総排気量」によって税額が決まる自動車重量税は、「自動車の重量」により決まるってことです。ナンバーの種類で決まるわけじゃありません。。
わくわくゲートの廃止はどうなの!?


新型ステップワゴンのフルモデルチェンジで、代名詞だったわくわくゲートが廃止されました。。
個人的にはええーーーってなりましたね。ステップワゴンの特徴だし、わくわくゲートが良くて購入されたオーナーさんも多いはず。
一方で、わくわくゲートにはリアのデザインが崩れるといった辛口な口コミもありました。だから廃止になったのかな・・・
わくわくゲート廃止で、旧型から乗り換えるオーナーさんが減ったのではないか!?と推測しています。
AIRの中途半端さが残念すぎる【オラオラ系】が苦手な人に売れない
ミニバン市場は【オラオラ系】が主流となっていまうが、苦手な人も多いハズ。そのニーズに答える期待があったAIRがこちら↓↓


個人的には好きなデザインで文句なしなのですが、より求めるならN-ONEやN‐VANのデザインを採用したらよかったのでは!?と思ってしまいます↓




SPADAはオラオラ系、AIRは丸めのデザインでいけば・・AIRがバカ売れした可能性もあると妄想しています。。
AIRの標準装備・・なんでなの!?
次に【e:HEV AIR】がおすすめグレードから外れる理由を見ていきましょう!e:HEV SPADAとのグレードによる大きな違いを【ついていないシリーズ】で見ていきましょう!↓
- ブラインドスポットインフォメーションが付いていない
- シートヒーターが付いていない
- トリプルゾーンコントロール・フルオート エアコンディショナー (プラズマクラスター技術搭載が付いていない
- 前列USBチャージャーが付いていない
- シートが合皮コンビではなくファブリック
- 2列目オットマンが付いていない
- 本革巻きステアリングホイールついていない
- バニティミラーに照明がついていない
- パワーテールゲートがついていない
- カラードテールゲートスポイラーがついていない
- 減速セレクターがついていない
詳しくは>>新型ステップワゴンおすすめグレードで確認てください。
AIRのデザインが良くても、標準装備&オプションの選択肢が少なすぎてAIR選べないじゃないか!
これも販売台数が伸びない原因だと思います。
ライバル車との燃費差も若干は影響あるかも


新型ステップワゴンとライバル車の燃費を比較すると
- 新型ステップワゴンガソリン 12.9-13.9km/L
- 新型ステップワゴンハイブリッド 19.5-20.0km/L
- ノア&ヴォクシー ガソリン 15.0km/L
- ノア&ヴォクシー ハイブリッド 23.0km/L
となっています。まあ若干の燃費差はありますが、そこまで大きな違いでもないのかなと。契約の最後の最後ので燃費でライバル車に負けてしまう可能性はありますね。
価格が高い!?ライバル車と比較
価格が高い!といわれることもありますが、実際にライバル車と比較すると↓
価格比較 | ステップワゴン | ヴォクシー |
---|---|---|
ガソリン | ¥2,998,600~¥3,462,800 | ¥3,090,000~¥3,588,000 |
ハイブリッド | ¥3,382,500~¥3,846,700 | ¥3,440,000~¥3,960,000 |
ハイブリッドモデルはほぼ同じくらいの価格設定で、ガソリンモデルはエントリーモデルだけステップワゴンのほうが安い設定となっています。
新型ステップワゴンが高い!とは言えません。。昔と比べて高くなったという意味ですね。
まとめ 尖った特徴が新型ステップワゴンになくなっ
新型ステップワゴンが失敗と言われる理由を見ていきました。一言でまとめると、
- 尖った特徴が新型ステップワゴンになくなった
わくわくゲート廃止、AIRの中途半端さ・・もっと尖った特徴が欲しいですよね。。
マイナーチェンジで是非、デザインの大幅変更とAIRの見直しを行ってほしいと願っています!
是非試乗に行って、新型ステップワゴンを味わってくださいね!
VIVAミニバン!