アルファードの中古はどの年式が買い?40系・30系・20系の選び方

当サイトには広告と紹介リンク(アフィリエイト)が含まれます。
アルファードの中古はどの年式が買い?40系・30系・20系の選び方

迷ったら、まず30系後期の2020〜2021年式から見てください。予算が新車に届くなら、40系は中古だけで決めず新車の見積もりと並べる。これが結論です。

2020〜2021年式を出発点にするのは、候補を並べやすいからです。掲載台数は2年分で2,064台あり、価格の真ん中は360万〜380万円台に収まっています(カーセンサー掲載、2026年11月時点)。40系、30系、20系のどれも魅力があるので、本当に悩みますよね。

ただ、Toyota Safety Senseの世代で2020〜2021年式が上というわけではありません。第2世代は2018年1月以降の全車に付くので、2018〜2019年式も同じ世代です。特別保証の5年も、2021年式はほぼ終わります。

2018〜2019年式の真ん中は330万〜350万円台で、2020〜2021年式より30万円ほど低い帯です(グレードも動力も混ざった集計)。台数より価格を取るなら、ソナーが全グレード標準になった2018年10月以降の登録の車から見て問題ありません。2018年式はこの改良をまたぐので、初度登録の年月まで確かめてください。

先に写真のことを断っておきます。この記事の写真は、2026年10月に販売店で撮った現行型(40系)だけです。30系と20系の写真はありません。

販売店で撮った現行型アルファード(40系)を後ろから見た室内。3列目シートを左右に跳ね上げた状態です
2026年10月撮影

この記事のポイント

  • 迷ったら台数の多い30系後期の2020〜2021年式から。掲載の真ん中は360万〜380万円台
  • 40系は新車の5,599,000円から(2026年11月時点)と並べて判断する
  • 30系は2018年1月の改良が前期と後期の分かれ目。2018〜2019年式も安全装備は同じ世代で、下限の目安は2018年10月以降
  • 20系は平均106.3万円(2026年11月時点)。整備費と13年超の税金まで含めて選ぶ

スポンサーリンク
目次

どの年式が買い?3世代を並べると

まず全体です。カーセンサーの相場表を2026年11月時点で見て、型ごとに並べました。

スクロールできます
型区分の期間掲載台数平均価格平均走行距離数字から見た目安
40系2023年6月〜2,603台621.9万円約1.8万km新車と並べて決める
30系2015年1月〜2023年5月4,802台359.6万円約6.0万km出発点は後期の2020〜2021年式
20系2008年5月〜2014年12月627台106.3万円約9.9万km安さを取り、整備費の余力も持つ

金額は消費税込みの掲載価格で、支払総額かどうかは表に書かれていません。買うときの額は、1台ごとに店で聞いてください。

台数は30系が飛び抜けて多いです。選択肢が多いほど、同じ条件の車を並べて比べられます。中古で最初に見る型は30系。この台数の差が理由です。

何を基準に選ぶ?

基準は予算、安全装備の世代、車の大きさです。

予算は、掲載の平均で型の見当がつきます。100万円前後なら20系、300万円台なら30系、600万円前後なら40系です(2026年11月時点)。新車の40系は5,599,000円から(2026年11月時点)なので、そこまで届くなら新車も候補に入ります。

どれも車両の価格なので、諸費用と購入後の整備費のぶんは別に見ておきましょう。

安全装備は、30系なら2018年1月の改良が線引きです。ここで第2世代のToyota Safety Senseが全車標準になったので、それ以降の年式は同じ世代として比べられます。前期や20系を選ぶなら、付いている装備を1台ずつ確かめてください。

大きさは世代ごとに少しずつ違います。駐車場が厳しい家は、ここで候補が決まることもあります。

スクロールできます
型(確かめたグレード)全長全幅全高最小回転半径
40系(Z)4,995mm1,850mm1,935mm5.9m
30系後期(2.5S Cパッケージ)4,950mm1,850mm1,935mm5.8m
30系前期(2.5S)4,935mm1,850mm1,880mm5.8m
20系(240G)4,850mm1,830mm1,890mm5.7m

数字は40系の諸元表と、トヨタの中古車カタログ(30系後期、30系前期、20系)から、2WDを1グレードずつ拾いました。30系の比べた2グレードでは、全高が55mm違います。高さに制限のある駐車場なら特に見ておきたいところです。

全高は駆動方式でも変わります。2019年12月の30系後期の諸元表では、ガソリン車の2WDが1,935mm、4WDが1,950mmです。気になる車の型式で見直すのが安心です。

僕がこの車に惹かれるのは、乗ったときの快適さと、値落ちしにくさです。快適性は今の40系の話で、30系と20系の快適性を評価したものではありません。

では、リセールを年式選びの基準にできるでしょうか。買取店のユーポス(2026年8月の記事、二次情報)が公表した査定額の中央値(満5年落ち、3万〜8万km)を見ると、次の型が出たあとに上がった例と下がった例があります。

30系は40系の発売前24〜12か月の277.5万円から、発売後12か月で360万円に上がりました。20系は30系の発売前24〜12か月の240万円から、発売後12か月は192.5万円です。どちらも査定額で、販売価格ではありません。今の相場の数字は、リセールの残価率と買取相場で時点つきで確かめられます。

リセールの予想では年式を決められません。年式は、予算と安全装備、大きさの3つで決めましょう。

年式ごとの相場はいくら?

平均だけだと、年式の差が見えません。そこでカーセンサーの価格帯別の台数を数えて、年式ごとに台数のちょうど真ん中が入る価格帯を出しました。この記事のための集計で、グレードも動力も混ざった数字です。

年式掲載台数真ん中の価格帯
40系 2026年〜241台670万円台
40系 2025年750台600万円台
40系 2024年947台590万円台
40系 2023年665台570万円台
30系 2023年221台440万円以上
30系 2022年617台420万円台
30系 2021年1,277台380万円台
30系 2020年787台360万円台
30系 2019年573台350万円台
30系 2018年475台330万円台
30系 2015〜2017年852台各年とも260万円未満
20系 2014年111台130万円台
20系 2013年140台110万円台
20系 2012年以前370台80万円台

出所は40系、30系、20系の相場表で、時点は2026年11月です。20系の2015年式は6台だけなので表から外しました。

面白いのは2020〜2021年式の厚さです。2年分で2,064台あり、30系全体の約43%を占めます。色やグレードの条件を付けても候補が残りやすいので、見比べて選べます。

2021年式から2022年式で、真ん中の帯は380万円台から420万円台へ上がります。この差をどう見るかは、新車保証の残りが判断材料になります。

トヨタの一般保証は新車登録から3年または6万kmのいずれか早いほう、特別保証は5年または10万kmです。2021年式は2026年中に5年の節目を迎えるので、特別保証が残る車を求めるなら2022年式以降が目安になります。ただ2022年式も2027年中に順に5年を迎えるので、初度登録の年月から残りの期間を数えてください。

保証を引き継ぐ二次保証には、保証書とメンテナンスノートがあること、トヨタ販売店での手続き、有料の点検などの条件があります。点検の結果で断られる場合もあるので、販売店で確かめてください。

40系は新車と比べてどう?

答えは、予算が届くならまず新車の見積もりです。下の数字で比べると、中古との差が小さいからです。

公式の新車価格は、Zのガソリン2WDが5,599,000円、Zのハイブリッド2WDが6,399,800円(2026年11月時点のグレード一覧)。Motor Fanが紹介した外部集計(二次情報、10月1日時点)では、認定中古車の平均本体価格はガソリンZが576.3万円、ハイブリッドZが616.5万円でした。

Z新車(2WD)認定中古車の平均
ガソリン559.9万円576.3万円(約16万円上)
ハイブリッド640.0万円616.5万円(約23万円下)

ただし単純には比べられません。認定中古車の平均は2WDと4WDを分けた数字か確かめられておらず、オプションの有無も1台ごとに違います。新車側には諸費用が別にかかります。だから同じ条件の見積もりで並べるのが早いです。

販売店で撮った白い現行型アルファード(40系)の正面
2026年10月撮影

中古の40系の利点は、在庫があればすぐ乗れることです。ただトヨタの工場出荷の目処は、2026年11月時点でガソリンとハイブリッドが2〜3か月程度です。待てる人なら、中古を選ぶ理由は価格より「色や装備が好みの1台がすでにある」ことになってきます。

もちろん、新車の値段が届かない人に30系はとてもいい答えです。Motor Fanが紹介した調査(二次情報、9月3日〜10月3日に8サイトから集めた8,904件、重複を含む可能性あり)では、30系後期のS Cパッケージは中央値423万円で、40系Z(動力と駆動方式は混在)の615万円より192万円低い水準でした。

30系は前期と後期のどっち?

後期です。予算が許すなら、ここは迷わなくて大丈夫です。

分かれ目は2017年12月25日に発表、2018年1月8日に発売された改良です。ここで第2世代のToyota Safety Senseが全車標準になりました。昼間の自転車の運転者と夜間の歩行者も検知するプリクラッシュセーフティ、全車速追従のレーダークルーズコントロールなどが入っています。

2018年1月以降の車を基準に探すと、装備で迷う時間が減ります。斜め後ろの車を知らせるブラインドスポットモニターなどはグレードやオプションで違うので、1台ずつ見ておきましょう。価格を抑えて2018〜2019年式を見るときは、ソナーが全グレード標準になった2018年10月以降を下限にします。後期の年式とグレードは、30系後期は今でも買いかの記事で掘り下げています。

前期の魅力は、やはり価格です。2015〜2017年式の852台のうち570台、約67%が260万円未満でした(2026年11月時点)。出発点の2020〜2021年式より100万円以上下がる価格帯なので、装備の内容に納得できるなら十分に候補になります。年式の表示だけだと改良の前後が分かりにくい車もあるので、初度登録の年月と装備を見ておきたいところです。

動力は、グーネットマガジン(二次情報、2026年4月)によると2.5Lが76%、ハイブリッドが20%、3.5Lが4%です。同じ記事の平均はガソリン389万円、ハイブリッド434万円で、今のカーセンサーの数字とは時点も集計も別物なので、差の目安として見てください。

20系は今でもあり?

ありです。ただし車両価格だけで予算を使い切らない人向けです。掲載の平均は106.3万円で、100万円未満が約310台、全体のおよそ半分あります(2026年11月時点、この記事のための集計)。この値段でアルファードに乗れるのは大きな魅力です。

その代わり平均走行距離は約9.9万km。ベストカーWeb(二次情報、2026年11月時点)も個体差が目立ってきたと書いています。同じ100万円でも状態はかなり違うはずなので、整備の記録を見て、購入後の整備費を別に取っておきましょう。

見落としやすいのが税金です。北海道庁の案内によると、令和8年度はガソリン車で初度登録が2013年3月までの車が重課の対象です。掲載の約59%を占める2012年式以前は、ガソリン車ならここに入ります。判定は毎年4月1日時点で13年を超えるかどうかなので、2013〜2014年式のガソリン車もこれから順に対象に入ります。

エンジン13年超の自動車税(年額)出所
2.4L51,700円(重課の前は45,000円)北海道庁
3.5L66,700円(重課の前は58,000円)東京都主税局

ガソリンを燃料とするハイブリッド車は、この重課の対象外です。20系のハイブリッドは価格.comマガジン(二次情報)によると2011年の改良で加わった全車E-Fourです。税金の面では見ておく価値があります。

車検で払う重量税にも、13年と18年の節目があります。額は車の重さや環境性能で変わるので、車検証を手元に国土交通省の照会や販売店で確かめてください。今の型なら、年間の額は動力別の維持費の計算で見られます。

買う前にどこを見る?

型が決まったら、見るところはどの世代でも同じです。候補の車で次を確かめます。

  • 支払総額:2023年10月から表示が必須。税金や登録費用などを含みますが、希望のオプションは別です
  • 修復歴:車体の骨格部分を損傷して交換や修正をした車のこと。バンパーの交換などは含まれないので、ほかの修理歴も聞いておく
  • 整備の記録:メンテナンスノートの有無。二次保証にも関わります
  • 動くところ:スライドドア、シートの電動機能、エアコンを、自分で動かして確かめる
  • リコール:国土交通省の検索で調べ、対応済みか販売店に聞く

安心を買うならトヨタ認定中古車も候補です。修復歴車を扱わず、ロングラン保証は年式を問わず1年間、走行距離は無制限。ただ保証の期間は販売店で異なり、保証部位などの詳細は販売店に問い合わせるよう公式に書かれているので、店ごとに保証の中身を聞くのが先です。安い1台の見分け方は、中古が安い理由と見分け方で手順にしています。

どの人にどの年式が合う?

家族の送り迎えでも、お客さまを乗せる仕事でも、選び方の軸は同じです。予算と重視するところで分けると、迷う人の出発点は30系の2020〜2021年式になります。価格の目安は上の集計の真ん中で、支払総額ではありません。

こんな人見る候補掲載価格の目安
迷っている30系後期の2020〜2021年式360万〜380万円台
特別保証の残りも欲しい30系の2022年式以降420万円台〜
安全装備の世代は同じで少し抑えたい30系の2018年10月以降〜2019年式330万〜350万円台
車両価格を優先したい30系前期(装備を確かめる)260万円未満が中心
予算が新車に届く40系の新車見積もりと2023〜2024年式を並べる新車559.9万円〜、中古は570万〜590万円台
安く乗り、整備費の余力もある20系の2013〜2014年式、またはハイブリッド110万〜130万円台(ハイブリッドは別途確認)

次は何をすればいい?

まず、30系の2020〜2021年式で、走行距離とグレードを揃えた3台の支払総額を並べてみてください。相場の感覚はこれでつかめます。

予算が届きそうなら、同時に新車の見積もりを1枚取りましょう。今の車を手放すなら査定額も出して、駐車場の幅と高さを測っておけば、あとは好きな1台を選ぶだけです。ローンや税金は条件で変わるので、最後は販売店と公的機関の案内で確かめてください。

次に読みたい記事

参考URL一覧

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ミニバンが好きで、乗り換えを考える人の目線で IKETEL MINIVAN をまとめています。2026年10月に販売店でアルファード(Zのハイブリッド車)を見て、街中で試乗しました。自分の車では三菱アウトランダーに6年間乗り、売却のときに一括査定を使いました。



目次