アルファードの維持費は年間いくら?税金と車検、燃料を動力別に計算

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アルファードの維持費は年間いくら?税金と車検、燃料を動力別に計算

結論から言います。40系Zの2WDを年1万km走らせると、任意保険と駐車場を除いてハイブリッドは年約19万〜20万円、ガソリンは年約26万〜27万円が目安です(2026年11月時点)。差の大半はガソリン代で、車検の税金も動力で変わります。

任意保険は条件で大きく動くので別枠にしました。条件まで分かる40系の例が見当たらないので、30系の保険料例を仮に足すと、ハイブリッドで年約21万〜36万円、ガソリンで年約28万〜43万円の幅になります。

販売店で撮ったアルファードをバックドアを開けて後ろから。Zのハイブリッド車で、ガソリン車の写真はありません
2026年10月撮影

この記事のポイント

  • 自動車税は動力を問わず年43,500円。重量税は動力で差がつく
  • 2026年11月の自賠責改定を反映すると、車検の法定費用はガソリン61,410円、ハイブリッド45,410円
  • 新車で7年持つと、保険を除いた差は年1万kmで約51万円
  • 保険は車両保険の有無で差が大きいので、型式を指定して見積もる

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目次

アルファードの維持費は年間いくら?

Zの2WDで、年1万km走る場合の計算です。下の表は、車検のない年とある年をならした1年分の目安です。

項目(1年分)ガソリン Zハイブリッド Z
自動車税43,500円43,500円
燃料代(年1万km)155,963円94,444円
車検(2年に1回を年換算)56,060〜72,505円48,060〜64,505円
合計(保険を除く)約25.6万〜27.2万円約18.6万〜20.2万円
30系の車両保険なしの例を足す約28.1万〜29.7万円約21.1万〜22.8万円
30系の車両保険ありの例を足す約41.2万〜42.9万円約34.3万〜35.9万円

計算の前提はこうです。金額は2026年11月時点です。

  • 動力とグレード:40系 Zの2WD。ガソリンは10.9km/L、ハイブリッドは18.0km/L(トヨタ公式の主要諸元のWLTC総合)
  • 燃料単価:レギュラー1L 170.0円。実際の燃費は使い方で変わる
  • 車検:法定費用に販売店の基本料金を足したもの。部品の交換代は含まない
  • 保険:40系の保険料ではなく、30系の例を仮に置いたもの。車両保険なしはアクサの34歳・継続11等級で年25,250円、車両保険ありはインズウェブの6等級の平均で年156,726円。出所も人の条件も違うので、2行の差は車両保険だけの差ではない
  • 含まないもの:駐車場、ローン、点検パック、タイヤ、洗車、高速代

年1万kmなら、保険を除いて約7万円の差がハイブリッドとガソリンの間につきます。内訳は燃料で約6.2万円、車検の年換算で8,000円です。価格差まで入れた比べ方は、燃費と価格差を距離で見た比較で確かめられます。

自動車税と重量税はいくら?

自動車税は年43,500円です。ガソリンもハイブリッドも排気量は2.0Lを超え2.5L以下の区分で、総務省の税額表の2019年10月1日以後の登録にあたります。

国土交通省の税額表と日本自動車工業会の対象車一覧で見ると、こうなります。

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税金ガソリン Zハイブリッド Z払う時期
重量税(新車時・3年分)61,500円9,300円購入時
重量税(車検時・2年分)41,000円25,000円車検ごと
環境性能割なしなし2026年3月31日で廃止

ハイブリッド Zの9,300円は、18.0km/Lで車重2,160〜2,170kgの行の金額です。同じ一覧で2,180kg以上は免税なので、オプションなどで車重が変わると額も変わります。ハイブリッドのGとExecutive Lounge、PHEVは新車時の重量税が0円です。

車検時の2年分は、国土交通省の資料で2026年5月1日から2028年4月30日までの区分です。環境性能割の廃止はトヨタの案内でも確かめられます。毎年の自動車税は同じで、動力の差が出るのは購入時と車検のときの重量税です。

税額は登録時期と車の条件で変わります。エコカー減税の基準は2027年5月に引き上げの予定です。契約前に、販売店の見積書と都道府県の案内で確かめてください。

車検は1回いくらかかる?

新車の最初の車検は3年後、そのあとは2年ごとです(国土交通省の案内)。つまり買ってから3年は車検代がかかりません。

法定費用のうち、自賠責は2026年11月1日以降に始まる契約から変わり、本土の自家用乗用で24か月18,560円になりました(金融庁の審議会の結果、三井住友海上の保険料表)。それまでは17,650円で、910円上がっています。

法定費用(2年分)ガソリン Zハイブリッド Z
重量税41,000円25,000円
自賠責(24か月)18,560円18,560円
印紙代1,850円1,850円
合計61,410円45,410円

印紙代はトヨタモビリティ東京の料金表にある1,850円で計算しました。

ここに販売店の基本料金が乗ります。公開されている料金表のうち、アルファードにあたる区分を3社並べました。

販売店基本料金表の時点と条件
トヨタカローラ愛知50,710円2024年7月1日改定
大阪トヨタNorth58,300円2023年7月1日現在。OBD検査3,300円は別
トヨタモビリティ東京83,600円2026年4月1日現在。店頭来店の場合

法定費用と合わせると、部品を換えなくても1回あたりガソリンで約11.2万〜14.5万円、ハイブリッドで約9.6万〜12.9万円です。店で約3.3万円の開きがありますが、点検の項目や検査の分け方が同じとは限りません。

実際にはブレーキやバッテリーなどの部品代が加わります。グーネットマガジンは部品代を5万円と仮定しています(2024年11月の二次情報)。この仮定にならうなら、上の額に5万円ほど足して考えることになります。実際の額は車の状態で変わります。

ガソリン代は年間いくら?

年間の距離で、維持費は大きく変わります。1L 170.0円はレギュラーの全国平均で、2026年11月2日の調査、11月5日の公表です(読売新聞)。

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年間距離燃料代 ガソリン Z燃料代 ハイブリッド Z燃料の差合計 ガソリン Z合計 ハイブリッド Z
5,000km77,982円47,222円30,760円約17.8万〜19.4万円約13.9万〜15.5万円
1万km155,963円94,444円61,519円約25.6万〜27.2万円約18.6万〜20.2万円
2万km311,927円188,889円123,038円約41.1万〜42.8万円約28.0万〜29.7万円

合計は自動車税と車検の年換算を足したもので、任意保険は入っていません。

年1万kmなら、1Lが10円上がるごとにガソリンのZで年約9,200円、ハイブリッドのZで年約5,600円増えます。直近1年のレギュラーは154.7円から190.8円の間で動きました(oilstockの二次情報)。政府の補助は11月5〜11日の分で1Lあたり51.9円(同じ二次情報)なので、補助の額が変われば店頭の価格も動きます。

任意保険はいくら見ておけばいい?

条件まで分かる40系の保険料例が見当たらないので、条件の分かる30系の例を出します。保険は人の条件で大きく変わるので、この金額は幅を知るためのものと考えてください。

出所と条件車両保険なし車両保険あり
アクサダイレクト 34歳・継続11等級25,250円68,210円
アクサダイレクト 29歳・新規6等級35,370円107,150円
SBIの保険比較インズウェブ 6等級の平均56,533円156,726円

どれも3代目のガソリン車(型式AGH30W)で、年間の保険料です。アクサの例は2026年6月1日始期、年3,000〜5,000km未満、ゴールド免許、車両保険365万円で、インターネット割引などを引く前の額です。距離の条件は、この記事の年1万kmより短めです。インズウェブは初めて加入する人の見積もりを集めた2025年4月〜2026年3月の調査です。

40系は新車価格が30系の車両保険金額365万円を大きく超えるので、車両保険をかける金額は上がりやすくなります。一方、型式ごとの事故実績で決まる料率クラス(1〜17で、大きいほど高い方向)の車両は、ガソリンとハイブリッドの2WDが9で30系の11より低く、PHEVは15です(セレクトラのまとめ、損害保険料率算出機構の2026年適用分を引いた二次情報)。

新車で7年持つと総額はいくら?

目安として、Zの2WDで年1万km、3年目と5年目に車検を受けて7年目の車検の前に手放す計算です。

7年の内訳(保険を除く)ガソリン Zハイブリッド Z
購入時の重量税と自賠責(37か月)86,680円34,480円
自動車税と燃料代 7年分1,396,241円965,608円
車検2回(部品代を除く)224,240〜290,020円192,240〜258,020円
7年の合計約171万〜177万円約119万〜126万円

自賠責37か月は25,180円で計算しました(三井住友海上の表)。初年度の自動車税は登録の時期で変わるので、ここでは7年とも1年分で単純に足しています。税額も燃料単価も今のまま動かない仮定です。

差は7年で約51万円です。Z 2WD同士の価格差800,800円(2026年11月時点)には届きません。同じ計算を年2万kmにすると差は約95万円になり、価格差を超えます。手放す額を同じと見れば、この数字からは、年1万km前後ならガソリンの総支払いが少なく、年2万kmならハイブリッドが逆転すると読めます。

計算に入れていないのが手放すときの金額です。僕が好きなリセールバリューは、維持費の表には出てきませんが、車にかかるお金の全体では効いてくる部分です。売るときの数字は、手放すときの買取相場で時点つきで見られます。

グレードやPHEV、中古の30系で維持費は変わる?

同じ40系でも、変わるのは燃料と購入時の税金です。年1万km、170.0円で並べました。価格は2026年11月時点でトヨタ公式の2WDとPHEVの値です。

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タイプ車両価格WLTC総合年1万kmの燃料代新車時の重量税
ガソリン Z5,599,000円10.9km/L155,963円61,500円
ハイブリッド G(7人)5,599,000円18.8km/L90,426円0円
ハイブリッド Z6,399,800円18.0km/L94,444円9,300円
PHEV Z7,649,400円16.8km/L101,190円0円
ハイブリッド Executive Lounge8,649,300円17.5km/L97,143円0円
販売店で撮ったZのハイブリッド車の3列目
2026年10月撮影

PHEVの燃料代は充電しないで走る場合の計算です。家で充電して走る距離が長ければガソリン代は減り、その分の電気代が増えます。自動車税は初回登録の翌年度が軽くなり、トヨタ公式の試算で約11,000円です。その翌年度からは43,500円に戻ります。

中古の30系は年式で見ます。総務省の税額表で、2.5Lは2019年9月30日までの登録で年45,000円、以後は43,500円です。中古で買うなら、車検証の初度登録年月を先に見るのが近道です。30系の中でも後期を見るなら、30系後期の改良とグレードの選び方が近道です。

年収いくらなら維持できる?

公的な基準はありません。車の費用を手取りの10〜15%に収めるという目安を書くサイトはありますが、そのサイト自身が公的基準ではないと断っています(二次情報)。年収で線を引くより、月額で家計に当てはめるほうが確かです。

月額(年1万km)ガソリン Zハイブリッド Z
保険を除く約2.1万〜2.3万円約1.6万〜1.7万円
30系の車両保険なしの例を足す約2.3万〜2.5万円約1.8万〜1.9万円
30系の車両保険ありの例を足す約3.4万〜3.6万円約2.9万〜3.0万円

ここに駐車場代とローンが乗ります。5,599,000円の車を値落ちを考えずに7年で割ると年約80万円で、保険を足した維持費より大きくなります。家計に効くのは維持費より車両の支払いなので、月の支払いは全部足して見てください。月々の組み方は、残クレは得かを実例で見た記事に例があります。

維持費を抑えるなら何から見直す?

見直す先は、この2つです。

  • 任意保険:車両保険の有無で、アクサの例では年約4.3万〜7.2万円の差。免責金額や運転者の範囲も見積もりで変えられる
  • 車検の依頼先:点検の中身をそろえて基本料金を比べる
Zの18インチタイヤ。サイズは225/60R18
2026年10月撮影

タイヤは別枠で積み立てておきたい出費です。Zの225/60R18(主要諸元)の夏タイヤ4本は、ProsNewの2026年10月時点の例で工賃送料込み77,880〜121,880円です(二次情報)。仮に5年に1回の交換なら年約1.6万〜2.4万円で、実際の時期は走り方と溝の減りで変わります。

維持費を確かめるには次に何をする?

  • 去年の走行距離か、通勤と遠出から年間の距離を出す。上の距離の表に当てはめる
  • 型式を指定して任意保険の見積もりを取る。2WDならガソリンはAGH40W、ハイブリッドはAAHH40W
  • 行く予定の販売店に車検の基本料金と点検パックの内容を聞く

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この記事を書いた人

ミニバンが好きで、乗り換えを考える人の目線で IKETEL MINIVAN をまとめています。2026年10月に販売店でアルファード(Zのハイブリッド車)を見て、街中で試乗しました。自分の車では三菱アウトランダーに6年間乗り、売却のときに一括査定を使いました。



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