こんにちは、IKETEL編集部です!今回のテーマは、新しいエルグランドの「内装って、実際どうなの?」問題。結論からいきましょう。エルグランドの内装は、写真で見ても「ラウンジ寄り」の作りです。画面と木目調パネルでまとめた運転席、キルティングの2列目、跳ね上げて床を広げる3列目。写真を見返して目立つのは、この3か所です。
編集部が見てきたのは、2026年10月21日、日産のショールームに置かれていた展示車です。試乗はしていません。なので、走りや乗り心地、シートの座り心地の良し悪しはここでは書けません。この記事は、写真と公式の数字で内装を確かめる記事です。グレードの札は確認できていません。
この記事のポイント
- 運転席は14.3インチの統合型ディスプレイが主役(Xは12.3インチが標準)
- 2列目は全グレードがパワーシートでオットマン付き
- 3列目は前寄りと後ろ寄りの2か所に跳ね上げられる
- 荷室の容量は3列目の位置で137Lから536Lまで変わる
- XとGのシートの色は3種類で、Xはダークのみ
エルグランドの内装は、どこが新しい?
まず、公式が押し出しているのは「特別なプライベートラウンジのような空間」です。言葉は発売時の資料のものです。
実際に展示車の運転席まわりを見ると、横長の画面と、木目調のパネル、並んだスイッチがひと続きに見えます。

ちなみに価格は6,897,000円から8,698,800円で、2026年7月16日に発売された車です(2026年11月時点、税込)。全車7人乗りで、1.5Lエンジンで発電してモーターで走る仕組み。グレードごとの差は、主要装備一覧(PDF)にまとまっています。
運転席まわりの画面とスイッチはどうなっている?
公式の説明では、14.3インチの統合型ディスプレイは国内モデルで初めてで、約27インチ相当の見栄えとされています。
ただし、ここは要注意ポイント。この画面は全グレード共通ではありません。主要諸元の資料を見ると、GとVIPは14.3インチが標準、Xは12.3インチが標準で、14.3インチはセットオプションです。


画面の下には、木目調のパネルと静電式のスイッチがずらり。公式は最大64色の間接照明にも触れていますが、光り方は展示の写真だけでは伝えきれません。夜の雰囲気が気になるなら、販売店で点灯させてもらうのが早い。これが編集部の考えです。

2列目のシートは、写真で何が分かる?
2列目は全グレードがパワーシートで、背もたれの角度を変える機能とオットマンが付きます。ここはXでも省かれていません。
まずはドアを開けたところから撮った1枚。左右のシートの間に通路があり、奥の3列目まで見通せます。

お待ちかね、オットマンを出した状態がこちら。出した状態を見ておくと、足を伸ばせる長さのイメージがつかみやすいです。

続いて、座って足元を撮ったのが次の写真です。写っている足は編集部員のものです。前のシートの背面まで余裕があるように見えますが、シートの位置で変わるので、数字としては受け取らないでくださいね。

キルティングの柄は、ドアにも続いている
注目したいのは柄です。展示車の背もたれの菱形のキルティングは、ドアの内張りにも同じ調子で入っています。公式は、ドアのキルティングを外装の組子パターンと統一感を持たせたものと説明しています。ただ、公式写真のXでは、2列目の背もたれにこの柄は見えません。


シートの素材はグレードで違います。写真の表皮がどの素材かは札を確認できていないので、下の表で見比べてください。
| グレード | シートの素材 | シートの色 | 前席と2列目のベンチレーション |
|---|---|---|---|
| X | 合成皮革 | ダーク | なし(シートヒーターは標準) |
| G | テーラーフィット | 銀雪、紫檀 | 標準 |
| VIP | プレミアムナッパレザー(一部本革) | ブラック | 標準 |
そしてもう1つ。展示車の色味は紫檀に近く見えますが、これも札で確かめたわけではありません。表はいずれも2026年11月時点で公式の資料から書いています。
3列目と荷室は、どう使い分ける?
さて、ここからは使い勝手の話です。3列目は「マルチアップ」と呼ばれる仕組みで、前寄りと後ろ寄りの2か所に跳ね上げられます。公式の呼び名は、前方が「最大ラゲッジモード」、後方が「快適ユーティリティモード」。荷室の使い方の公式ページに各モードの写真が載っています。

論より証拠。3列目を起こしたままの荷室と、跳ね上げたあとの荷室を同じ位置から撮りました。


気になる公式の数字はこうなっています(日産のよくある質問、VDA方式)。
| 3列目の位置 | 荷室の容量 |
|---|---|
| いちばん後ろ | 137L |
| いちばん前 | 536L |
| 前方位置に跳ね上げ(2列目は最前端) | 1,381L |
| 後方位置に跳ね上げ(2列目は最前端) | 1,348L |
そう、ここが悩みどころ。3列目を後ろまで下げると137Lなので、7人で乗って大きな荷物も積むなら、3列目の位置が相談になります。公式は、7人乗車で機内持ち込みサイズ(約550×400×250mmで測定)のスーツケース7個が積めるとしています。条件は、3列目を最前端から約40mm後ろにスライドし、背もたれを約25度倒した状態です。5個を立てて並べ、残り2個を横にして上に載せます。この位置での3列目の足元と、自分のスーツケースが同じように収まるかは、販売店で確かめたいところです。
外から見て、内装と雰囲気はそろっている?
外から見ても、テーマはちゃんとつながっています。外側のグリルは組子がモチーフで、公式はドアのキルティングもこの組子パターンと統一感を持たせたと説明しています。グリルは近寄ると、菱形の面がいくつも重なって見えます。


サイズも押さえておきましょう。寸法は全長4,995mm、全幅1,895mm、全高1,975mm(プロパイロット2.0の車は1,970mm)。室内は長さ3,165mm、幅1,730mm、高さ1,315mm(ガラスルーフは1,310mm)です。アルファードとの寸法の比べ方は、別の記事で書いています。比べ方はアルファードとエルグランドの比較にまとめました。
展示車を見に行くなら、どこを確かめる?
編集部が次に行くなら、写真で分からなかった3つを確かめます。
- グレードの札と、シートの素材の名前
- 間接照明を点けたときの色と、夜の見え方
- 3列目を跳ね上げる操作の重さと、自分の荷物が収まるか
最後に納期の話を。工場出荷時期の目処は、2026年11月6日時点の公式の案内で4〜5か月程度です(日産の工場出荷時期の案内)。納車までには、さらに輸送や販売店での準備の時間がかかります。内装を見てグレードが気になったら、次はXとGの差を見ておくと見積もりで迷いにくいです。それでは、楽しいエルグランドの実車チェックを!IKETEL編集部でした。

